べにです!
今日は『令嬢はまったりをご所望。』の原作と漫画版の話をしますよ!
魔法溢れるファンタジーな異世界で悪役令嬢に転生しますが、
もふもふの獣人傭兵団と喫茶店でまったりライフを送るお話。
原作と漫画。
原作の一巻はこちら→https://www.alphapolis.co.jp/book/detail/1044421/4410
コミカライズ版である漫画の一巻はこちら→https://www.alphapolis.co.jp/book/detail/8045158/6241
通称、まったり。
通称、まったり。と呼んでいます。
どうぞ、そう呼んでくださいね。まったり。
まったりマル……
令嬢はまったりをご所望。の一巻について紹介している記事はこちらですね。
『令嬢はまったりをご所望。』一巻について!|三月べにの小説とつぶやき。 (3beni3hane3.com)
まったり。その名の通りに、まったりしたものを目指しております。
流行りのざまぁは今のところお預けですね。
そもそも、主人公のローニャがそういう性格ではないので、期待している方はちょっとじれったく感じるかもしれません。
そんなことより、まったりもふもふしましょう、な一巻でございます。
原作と漫画の冒頭。
「かつて私は」
とローニャの前世の話から始まります。
息もつかないほどの忙しさの中、わずかな合間の時間にネット小説を読み漁ることが唯一の楽しみでした。
過労で倒れてしまうまでーー……。
最期に読んでいたのは、タイトルは覚えていなくても内容は覚えていた短編小説。
そんな小説の中に登場した悪役令嬢ローニャに転生したことは、すぐにわかりました。
まったりしたい。そう願っていましたが、令嬢生活は前世以上に目まぐるしく忙しいものでした。
漫画版では、例の短編小説の舞台である学園で生活を送っているローニャを早速、描写してもらいましたが、
原作では、最初、まだ幼い頃の話を書いています。
冷血な家族との関係。唯一温かみのある祖父の元に逃げようと考えていたローニャでしたが、シュナイダーと出逢って希望を抱いてしまいます。
シュナイダーは、悪役令嬢ローニャの婚約者。そして婚約破棄を言い渡す人物として例の短編小説に描かれていた人物でした。
親同士が決めた許嫁関係でしたが、シュナイダーはローニャに手を差し伸べてこう告げます。
「一緒に愛を育もう」
大人顔負けの真剣な眼差しに、ローニャの中で期待が芽生えました。
もしかしたら、例の短編小説のような運命はないかもしれない。
この人に愛されるなら、きっとこの忙しさも乗り越えられる。
そう信じてしまったローニャは、シュナイダーの手を取りました。
ローニャは恋をします。初恋です。
信じていたから、耐えられていたローニャでした。
シュナイダーも冷血な家族から庇うように、支え続けてくれていました。
運命のシナリオ。
シナリオ通り、シュナイダーは例の短編小説のヒロインであるミサノと出逢ってしまいます。
度重なる事故で、ローニャはミサノに嫌がらせをしていると言われてしまいます。
問いただすシュナイダーには、信じてほしいと頼みました。
しかし、もうローニャの中では諦めていて、手をゆっくり放してしまっていました。
原作では祖父に頼み込んで新しい準備を始めるところを、描写しています。
漫画の方では、嫌がらせに対抗したミサノがローニャの小さなお茶会を邪魔するところから、描いてもらいました。
そして、運命の日。
ローニャの断罪イベントが、行われました。
「身に覚えがありません」と自然と口にした言葉は、例の短編小説の中のセリフと一致していました。
それでもローニャの取り巻き達を使って、ミサノは嫌がらせを指示したと証言させました。
シュナイダーも、もう信じません。
結局のところ、ローニャは、悪役令嬢ローニャだったのです。彼らの目にはそう映ったのでした。
魔法で婚約契約した紙を破り捨てて、婚約破棄を言い渡すシュナイダー。
ローニャは「幸せになってください」と告げて、その場を去ります。
失恋は痛い。けれども。
もう自由です。
漫画ではとても楽しく描いてもらいましたので、そのシーンもご覧ください!
解放されてはしゃぐローニャ。
そして始まります、もふもふとともに過ごすまったりライフ。
戦う獣人傭兵団の姿も、最後に描写してもらえました。
かっこいいです。
漫画の連載ページでは一話から三話まで無料で読めるので、どうぞお試しで読んでみてください!
https://www.alphapolis.co.jp/manga/official/777000246
読み終えたらハートを連打してくださいね♡
あっ、原作だって冒頭から数ページ読めますので!
どうぞ! 立ち読みをする、でクリックです!
https://www.alphapolis.co.jp/book/detail/1044421/4410
まだまだ語りたいですが、今日はここまで!
ちゃおちゃお!